ウェブ制作

Visual Studio Codeとは

Visual Studio Code は、HTML や CSS、JavaScript といったウェブ制作に欠かせないコードを効率よく書くための高機能テキストエディタです。以下のような機能を備えており、現在のウェブ制作現場では事実上の標準ツールといっても過言ではありません。

  1. シンタックスハイライト 言語ごとにコードの構文を色分け表示することで、可読性が大幅に向上します。エラーや構文ミスにも気づきやすくなります。
  2. インテリセンス(コード補完) タグ名や変数名、関数名を入力し始めると候補が自動で表示されるため、タイピングの手間が省け、スペルミスも減らせます。
  3. 拡張機能によるカスタマイズ プラグイン形式でさまざまな機能を追加可能です。例えば、Emmet を使った高速 HTML 記述、Prettier による自動整形、Live Server でのリアルタイムプレビューなど、必要なツールを自由に組み合わせられます。
  4. 統合ターミナル エディタ上からターミナルを開いてコマンド操作ができるため、別ウィンドウに切り替える手間がありません。ビルドや Git コマンドも同じ画面で完結します。
  5. デバッグ機能 ブレークポイントの設定やステップ実行、変数のウォッチなど、本格的なデバッグができるため、ブラウザのデベロッパーツールだけに頼らずにコードの動作確認が可能です。
  6. Git 統合 ソース管理が組み込まれており、コミットやプッシュ、差分の確認をエディタ上で行えます。チーム開発にも適しています。

※厳密には Visual Studio Code は「統合開発環境(IDE)」の一種ですが、ここでは「コードが超簡単に書けるテキストエディタ」としてイメージしていただければ十分です。

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